歌人・志垣澄幸さんのお話を伺いました(第4回実行委員会)
8月27日(日)に行われた第4回実行委員会のミニ勉強会において、宮崎日日新聞の「歌の窓」でお馴染みの、歌人・志垣澄幸さんのお話を伺いました。 志垣さんは、宝田明さんと同い年で、台北で終戦を迎えました。 終戦前の、図画も音楽も映画館も戦争一色だった、強烈なマインドコントロールによる軍国少年時代、空襲体験、戦後の飢餓に苦しんだ経験などを、短歌に乗せてお話いただきました。 戦争も過酷な中、戦後を生き抜いてきた人々の思いも知らない政治家たちが説く、改憲論に厳しい目を向けられています。 「ものがなく食べるものなき戦後より築きし平和を壊すといふか」 平和への決意をたやすく翻してはならない、との思いを共有しました。
なお、第2回実行委員会ミニ勉強会では、福島の子どもたちを支援するNPO法人アースウォーカーズ代表の児玉直也さんより、中高生のドイツ・オーストラリア交流活動を通じての平和のための取組みについてお話いただきました。 また、第3回実行委員会ミニ勉強会では、宮崎県弁護士会憲法委員会委員長の久保山博充さんに、憲法21条(表現の自由)について、お話いただきました。